社会を変える組合の行事

34回コミュニティユニオン全国交流集会

 10月15日16日北海道札幌市北海道自治労会館で第34回コミュニティユニオン全国交流集会が開催され全国から250名の仲間が集いました。大会ではコミュニティユニオン全国ネットワークの新しい旗が披露されました。

コミュニティユニオンネットワークの総会が行われ、その後のアイヌ問題についての特別講演が本当に勉強になりました。

 その後、なかまユニオン執行委員が特別報告で東リ偽装請負事件の意義と現況を報告。

 同じく特別報告の三菱電機のパワハラ解雇事件の特別報告は、労災認定と解雇撤回を勝ち取っただけでなく、団体交渉の力で職場復帰の条件を作ってきたという画期的な報告でした。
 よこはまシティユニオンは5年におよぶ粘り強い交渉で、長時間労働の温床になって来た裁量労働制の廃止や出退勤時間の「自己申告制」の大幅改善、パワハラ撲滅の研修など会社全体の労務制度の転換を勝ち取ると共に、復帰に向けたリハビリ就労などを実現してきました。
 当事者は一人ですが、ユニオンの力で会社を変えることを示した実例です。素晴らしい。

参加している全国各地のユニオンの紹介で一日目の行事は終了しました。二日目の午前は、パワハラ等10の分科会が開催されました。

 第10分科会、北海道警察のヤジ排除事件の分科会に参加しました。安倍首相の演説を野次っただけで実力で排除され、1キロ以上にわたって警官2人につきまとわれたという異常な事件。何の法的根拠もありません。道警に損害賠償を請求した訴訟では一審の札幌地裁で勝利し、控訴審が続いています。市民の表現の自由を守る大事なとりくみです。

 その後再び全体集会が行われ二日間のまとめを行い、来年熊本で再び集うことを誓い合いました。

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