本日、原告被告の双方が最終準備書面を提出して、東リ偽装請負裁判が結審しました。東リでは、記録が残っているだけでも1998年以降本社工場の製造現場で違法派遣で非正規労働者を働かせてきました。正社員の半分という低賃金で過酷な労働を敷いて暴利を貪ってきたのです。労働者を使用して利益を上げている企業こそが雇用責任を追うべきであり、2012年に法制化された派遣法40条の6「労働契約申し込みみなし」制度が、派遣先企業に対する直接雇用の可能性を開きました。東リ偽装請負事件は、東リが違法派遣の責任を取り、直接雇用することを求める日本で最初の事件です。この裁判で勝利すれば、日本中の派遣労働者に直接雇用の道を示す画期的実例となります。判決は、来年の3月13日13時10分、神戸地裁204号法廷です。公正な判決を求める声をいっそう大きく広げていきましょう!