ごあいさつ
なかまユニオン 執行委員長 井手窪啓一
みなさん、
コロナ禍(と政府の誤った対応)は、多くの労働者を休業や失業に追い込み、生命の危険にさらしています。コロナ禍は、医療・介護・保育・教育・小売り・運輸などの必要不可欠労働(エッセンシャルワーク)がこの社会を支えていることも浮き彫りにしました。しかし、そこで働く労働者は、感染の危険にさらされているにもかかわらず、多くの場合、低賃金で劣悪な労働条件で働かされています。担っているのは、女性や非正規労働者が多数です。
労働者の安全対策と雇用の安定、労働条件の改善を、企業に、自治体に、政府に要求していかなければなりません。
私たち労働者は一人一人では弱いです。しかし、労働組合(ユニオン)に団結すれば、大きな力を発揮することができます。
ぜひ、労働組合に加入し、職場に労働組合を作って、生命と雇用、労働条件を守っていきましょう。
概要
1 なかまユニオンは、地域に事務所を構えた誰でも加入できる労働組合です。
1998年9月20日に結成されました。パート・アルバイト、派遣労働者、嘱託、正規雇用など雇用形態の違い、国籍の違いなどを問いません。労働組合に入っていない未組織の労働者が、職種や業種、地域毎に労働組合に団結することを目指しています。
なかまユニオンには、民間職場で働く労働者の分会に加えて、学校職場で働く労働者の支部、福祉職場で働く労働者の支部や自治体職場で働く労働者の支部があります。これを大きく発展させていきたいと考えています。また、滋賀、京都、阪神、堺など地域の分会支部があります。
2 私たちは、労働組合の組合員の利益や労働条件の向上を目指すだけでなく、職場や地域でもっとも弱い立場にある労働組合に加入していない労働者も含めて、全労働者の利益を代表する労働組合でありたいと考えています。そのため、労働組合に加入していない労働者の最低保証である最低賃金を1500円に引き上げる運動に取り組んでいます。
3 戦争や労働法制改悪に反対する社会活動に取り組んでいます。韓国を中心として労働者の国際交流にも取り組んでいます。その他、様々な市民運動に取り組んでいます。
4 様々な労働運動団体や市民団体に参加し、共闘しています。
- おおさかユニオンネットワークに参加しています。
- コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークに参加しています。
- 大阪労働者弁護団の賛助組合です。
- 平和と民主主義をめざす全国交歓会の構成団体です。
- 東京総行動に参加しています。
5 なかまユニオンは、民主主義と組合員の主体性を大切にする組合です。労働組合運営のルールである規約は、こちら。
6 学習会や花見、ビアパーティー、旗開き(新年会)など、組合員どうしの交流に取り組んでいます。
7 なかまユニオンは、労働組合法に適合している組合と認められ、大阪府労働委員会の審査をパスしています。
8 なかまユニオンの協力弁護士 桜井健雄弁護士(共立法律事務所)、田中泰雄弁護士(大阪法律センター法律事務所)はじめ、事件ごとに多くの弁護士と協力しています。
9 2010年から2017年の活動記録はこちらから。
なかまユニオンに加入するには?
一度事務所に来所していただいた上、所定の申込書に必要事項を記入し、加入金2000円と1ヶ月分の組合費の現金を添えて申し込んでください。
毎月の組合費を郵便口座からの引落しで、納入してください。
組合費
年 収 | 組合費(月額) |
---|---|
0円~100万円未満 | 500円 |
100万円~200万円未満 | 1000円 |
200万円~300万円未満 | 2000円 |
300万円~ | 3000円 |