春闘

物価高騰に怒りの声!3.8春闘デモレポート

2025年3月8日(土)、「何とかしろ物価高!今すぐ賃金上げろ!」をスローガンに掲げた春闘デモが開催されました。主催はコミュニティ・ユニオン関西ネットワークおよび関西非正規春闘実行委員会。物価高騰が続く中、最低賃金の引き上げや春闘での賃上げを求め、40名の参加者で大阪・堀江公園からアメリカ村と御堂筋を通りデモ行進が行われました。

生活の苦しさを訴えた出発集会

 14時から堀江公園で集会が開かれ、デモに先立ち、主催者や参加ユニオン代表による挨拶が行われました。連帯労組の大橋氏が主催者を代表して「米や野菜の値上がりが激しくて、食べられない。労働者の生活がますます苦しくなっている今こそ、声を上げるべき時だ」と訴えました。各労組の代表が春闘の状況を報告しました。

賃上げを求める力強いデモ行進

 15時、デモ行進がスタート。参加者は横断幕やプラカードを掲げ、御堂筋を経由しながらアメリカ村を通るルートで行進しました。先頭にはきょうとユニオンの笠井氏が横断幕を持ち、コーラーが先導しました。

 デモの最中には、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」のリズムに合わせたコールも行われ、「今すぐ時給を上げろ!」「最低賃金上げろ!」と声をそろえて訴えました。さらに、「朝から晩まで 休憩とらずに 毎週6日 働いても」「生活がカツカツや わかっているのか おまえたち」といったフレーズを繰り返し、労働者の厳しい現状を表現しました。

太鼓やタンバリンを鳴らしながら、「松屋は時給を上げろ!」など、各店舗前で具体的な企業名を挙げたコールを実施しました。

 デモ中には沿道の市民が足を止めて関心を寄せる場面も多く見られ、スマホで写真や動画を撮影する人が沢山いました。「共感できるー」と話す女性や、こぶしを振り上げて応えてくれる人もいました。

飛び入り参加した若者たちの声

デモの途中、公園で様子を見ていた3人の若者が「そうや、そうや賃上げや」と言いながら、飛び入り参加しました。彼らは最後まで行進を共にし、「お疲れ様でした。テレビに映らないけど、今日は革命やったと思います」と充実感を語りました。

市民の注目を集めたデモ、さらなる行動へ

 15時40分、デモはなんばフラットファイブ前で流れ解散となりました。今までで一番市民の注目を集めることができました。今後さらに、賃上げ闘争に奮闘していきます。

関係者の皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした!

タイトルとURLをコピーしました