残業代を支払え組合の行事

新組合員歓迎会で、改めて安心して働くための労働組合の重要性を再確認。

今日は、大阪のなかまユニオン事務所で新組合員の歓迎会が開かれました。会では、お好み焼きを食べながら新メンバーが自己紹介をしました。

その中で、警備会社で働いていた新メンバーは、過労で骨折し、そのまま仕事を辞めることになった過去を持っていました。彼は1週間近くも不眠不休で働かされることが何度もあったと話していました。退職して一定の時間が経過した後、なかまユニオンをネットで検索し組合加入し、膨大な不払い賃金の支払いを求めて交渉行って問題を解決しました。

 また、別の新メンバーは、NPO法人で働いていた際に、休憩時間をしっかり取り、権利を主張した結果、「逆パワハラだ」と言われ、退職を迫られた過去を持っていました。この組合員は、なかまユニオンに加入し『労働組合加入通知』を送ることによって法人を牽制する状態になっています。今後も必要であれば団体交渉を申入れます。

 さらに、雇用契約が曖昧なまま働かされていた新メンバーもおり、確認すると「業務委託」にされていたことが分かりました。この組合員については対応を検討中です。

 こうした事例を通じて、各メンバーが安心して働くための労働組合の存在の重要性を再確認しました。労働組合は、働く人々の権利と利益を守る大きな支えとなっています。

タイトルとURLをコピーしました