
「岩盤保守層」の跋扈と高市政権の圧勝:報告
今回の研究会では、題名は【職場の人権】ではあるが、2月の衆議院選挙での自民圧勝を受け、急遽、高市内閣及び安倍政権から続く《岩盤保守層》の分析が、関西学院大学法学部:富田宏治教授によって行われ、報告された。コメンテータ―に、立命館大学:渡辺宏彰教授と、韓国からZOOMで【韓国政治発展所】代表:趙誠柱(チョ・ソンジュ)氏の、御二方が参加された。

故安倍首相と剥がれ落ちて散らばった〚保守層〛
《岩盤保守層》とは、故安倍首相が名付けた、漠然とした『保守層』だ。ネトウヨ、宗教的右派が一定の割合を占める。昨年の参議院選挙で、自民党から溶け落ち、国民民主党や参政党に、散らばったこの層を取り戻すのが、高市内閣の目論見だった。高市内閣の支持率は、比較的高いが、自民党の支持率は3割から回復していない。
高市早苗内閣の支持率が高くとも、自民党の支持率は横ばいで回復していない。
2月の抜き打ち選挙で高市氏が「自民党でいいですか?」ではなく「わたし(高市)でいいですか?」と聞いたのは、このためだった。高市氏を支持したのは、ネトウヨだけではない。一般的な女性たちも高市氏を支持した。◎”初の女性首相””中流階級出身””青い服装が格好いい”など、自民党のイメージ戦略が功を奏した結果となっている。

落ちてきた高市内閣の支持率と、変わり続けるお神輿
一方で高市政権も、いずれ飽きられると想定されている。この一連の流れには、故・安倍氏から溶け落ちた《岩盤保守層》が「右から右へ」と、選挙のたびに、うろちょろとしている。彼らのお祭り騒ぎが、日本の政治に混乱をもたらしている。石丸氏から始まり、与党が多大な予算を掛けるSNS戦略や右派へ対抗するため、立件民主党や共産党等の左派は、柔軟に方向転換をする時期にきている。
おわりに
発足時は82%だった高市内閣の支持率は、現在53%に落ちている。『物価高対策』に力を入れることや『女性の味方となる法案を通してくれる』という期待を持っていた支持者が、疑問を持ち始めた形だ。今後の情勢を見守りたい。

第239回「岩盤保守層」の跋扈と高市政権の圧勝 報告当日は大変たくさんの会場ご参加、ZOOMのご視聴をいただきました。ご報告いただきました方々、ご参加いただきまし…








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