7月25日、「2021ZENKOin大阪」より、「あきらめない!つながり声を上げる若者、労働運動分科会」がエルおおさかにて開催されました。
開催直後は機材のトラブルがあり、開始が遅れる事態がありましたが、それぞれなかまユニオン、首都圏なかまユニオンに加入している組合員による活動報告、大阪と2会場を繋いだ質疑応答、特別コメンテーターとして「希望連帯労組、チェ・オスさん」による、韓国の労働組合活動の現状となかまユニオン、首都圏なかまユニオンとの熱い連帯の気持ちが語られました。
組合員による活動報告は、関西からは「ワツコ試用期間解雇争議」「神明会」「なか卯解雇争議」などの組合員や、パワハラによる休職から復帰した組合員、セクハラに臆せず立ち向かっている組合員、パート・有期雇用法の視点から非常勤職員の賃上げを勝ち取るべく活動している組合員、教員の労働環境や、生徒の偏りのない学びを勝ち取るべく闘っているなどが組合員の活動報告が。関東からは、「協成㈱解雇撤回闘争当事者」「組合弾圧による組合員の解雇や、処分の撤回、団交を!と戦う新栄会の組合報告」、「全国際自動車労組による、残業未払い勝利解決と今後の闘いの報告」が語られました。
各報告の質疑応答では、参加者が組合員が多数いたということもあり、活発な意見交換あり、チェオスさんの特別コメントでは韓国の労働運動の現状と、活動報告者への激励、なかまユニオンと引き続き熱い連帯の気持ちが述べられました。今回の分科会は若い世代の組合員が運営の中心にいたり、関西、関東ともに報告者も若い世代が多く、次世代の組合員の貴重な交流の場、団結の思いを強くした分科会だったのではないでしょうか。