不当解雇は許さない解決しました

【団交でスピード解決!】突然の不当解雇通知から約1か月半で和解成立!150万円の解決金を勝ち取る!

「突然、理不尽な理由で解雇を言い渡された――」 そんな絶望的な状況から、労働組合(なかまユニオン)とともに立ち上がり、わずか1回の団体交渉と提示交渉を通じて、会社都合退職および「解決金150万円」の支払いを勝ち取った見事なスピード解決事例をご紹介します。

発端:突然届いた1通の「解雇予告通知書」

 事態が動いたのは、ある夏のことでした。舞台となったのは、大阪市内にある中規模の製造会社。勤続10年を数え、長年真面目に勤務して職場の熟練した戦力として現場の製造ラインを支えていた組合員のAさんのもとに、会社から突然「解雇予告通知書」が手渡されたのです。

 通知書に書かれていた解雇理由は、「同僚との度重なるトラブルに対し、その都度注意喚起してきたが 解雇と判断した」というもの。 しかし、実際の現場では、言語の違いなどでコミュニケーションが難しい同僚たちのために、Aさんが親切心から通訳をしたり作業指導を買って出たりしていたに過ぎませんでした。

 それにもかかわらず、会社側は一方的な言い分や噂話だけを鵜呑みにし、まともな事実確認も始末書などの段階的な注意処分も経ないまま、一足飛びに「解雇」という最も重いペナルティを課してきたのです。

 自分一人ではどうすることもできないと感じたAさんは、なかまユニオンへ駆け込み、加入を決意。なかまユニオンは直ちに会社へ労働組合加入通知書および団体交渉申入書を送付し、不当解雇の撤回や生活保障を求めて会社との交渉を開始しました。

激論となった団体交渉:浮き彫りになった会社の「手続き不備」

 7月末に行われた団体交渉には、なかまユニオンの役員とAさん、そして会社側の代表者や代理人弁護士らが出席しました。

 交渉の場において、会社側は「過去にもトラブルがあった」「他部署のスタッフから苦情が出ていた」と主張し、解雇の正当性を訴えました。 これに対し、なかまユニオン側は毅然とした態度で追及を行いました。

  • 「具体的にいつ、誰と、どのようなトラブルがあったのか?」
  • 「口頭注意だけでなく、始末書の提出や出勤停止といった段階的な懲戒処分を講じた実績はあるのか?」
  • 「本人の言い分や周囲の目撃証言を客観的にヒアリングした記録はあるのか?」

 ユニオンからの鋭い問いかけに対し、会社側は具体的な日時や客観的な処分の記録・メモを残しておらず、大半が「思い込み」や「一方的な感情的証言」に依存していたことが明白になりました。

 法的に見ても、客観的に合理的理由を欠き、社会通念上相当と認められない解雇は「解雇権の濫用」として無効になります。段階的な指導・警告のプロセスを完全に飛び越えた会社の対応は、あまりに乱暴であり、手続き上の大きな不備を抱えていることが白日のもとに晒されたのです。

一転して早期解決へ:和解案の提示と満額に近い勝利

 手続きの不備や客観的証拠の乏しさを突かれた会社側は、法廷闘争や長期的な紛争(街頭宣伝や抗議行動等)へ発展することのリスクを強く認識せざるを得なくなりました。交渉の終盤、会社側弁護士も「手続き上の足らない部分があったことは認めざるを得ない」として、復職に代わる「解決金の支払いによる早期円満解決」の検討へと方針を転換しました。

 当初、会社側は金額を絞り込もうとしていましたが、なかまユニオン側はAさんが勤続10年にわたって製造現場に貢献してきた実績や、無期雇用契約のもとで突如生活の糧を奪われた精神的・経済的ダメージを強く強調。粘り強い対抗姿勢を示しつつ交渉を重ねました。

その結果、団交からわずか数週間後、双方の間で以下のような「合意書」が締結されることとなりました。

  1. 解雇撤回と同等の扱いとして「会社都合退職」としての離職を確認
  1. 会社はAさんに対し、本件解決金として「金150万円」を一括で支払う
  1. 未払い賃金やその他の債権債務が存在しないことを相互に確認

まとめ:一人で悩まず「なかまユニオン」へ相談を!

 解雇予告通知が出された6月中旬から、8月の和解成立・解決金振込まで、わずか約1か月半という異例のスピード解決となりました。

 会社から一方的に「トラブルメーカーだ」「解雇は決定事項だ」と言われると、多くの労働者は諦めてしまいがちです。しかし、会社が主張する解雇理由の多くは、法的に見ると客観的証拠を欠いていたり、適切な手順を踏んでいない不当なものであるケースが少なくありません。

 一人で会社とたたかうのは非常に困難ですが、労働組合を結集して団体交渉という強固な権利を行使すれば、会社と対等の立場で話し合いを行い、正当な権利や解決金を勝ち取ることができます。

「これって不当解雇では?」「納得がいかない」と少しでも感じたら、諦めて泣き寝入りする前に、ぜひなかまユニオンへご相談ください!

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