春闘職場分会・支部の取り組み

ひめじや分会が春闘要求提出

3月21日、チェーン卸販売会社のひめじや分会(大正区)は春闘要求を提出し、交渉中。
春闘要求
1, 4月以降、月額給与の5%の賃上げをすること(差別的賃上げをしないこと)。
パート社員・嘱託社員についても同様の賃上げを行なうこと。
2, 会社の経営状況を明らかにすること。
3, 分会長の仕事上の役割分担について、その後の検討状況を明らかにすること。
4, モラルハラスメントが発生した時、会社は、どのように対応していくか答えること。
以上
(参考資料)

(1)春闘要求書第4項「組合員に対する業務上のハラスメント」について(2015年団交時に提出した改善要求)

組合員は、パワハラというより、モラルハラスメントの範疇に入るような行為として、以下のような行為をハラスメントとして感じています。
①命令した仕事しかさせない
② 電話やFAX、パソコンなど、仕事に必要な道具を取り上げる。
③普通だったら任せる仕事をほかの人にさせる
④相手の能力からすると簡単すぎる仕事を、わざと選んでさせる
⑤相手に話しかけない
⑥目も合わせないなど、あらゆるコンタクトを避ける
⑦一緒にいても、ほかの人たちだけに話しかけて、存在を無視する
⑧ほかの社員と話すのを許さない(雰囲気)
⑨ため息をつく、馬鹿にしたように見る
⑩相手が侮辱だと感じる仕事をさせる
会社にしてみれば、以上のような行為がハラスメントであると、充分認識されていないかも知れません。「モラルハラスメント」という言葉自体が新しい言葉であり、社会全体でも充分な認識が広がっていないからです。しかし、そういう行為によって組合員が苦痛を感じていることは事実であり、生産性の低下や人間関係の悪化、紛争のリスクの増大に繋がり兼ねない事態になっています。御社としても、「モラルハラスメント」について先進的な取り組みを進め、あらゆるハラスメントを許さないという立場を明らかにすることを期待するものです。

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