支援・共闘・連帯活動関生弾圧許さない

勝利判決から反転攻勢へ 

4月13日、関西生コンの反転攻勢総決起集会がエルおおさかで開催され、立ち見が出る盛況でした。 

 冒頭、湯川委員長は挨拶の中で「3月6日は逆転勝利判決だったが、それで終わりではありません。やられたらやり返す。関西生コン支部は、権力の弾圧に対して闘ってきました。大阪生コンクリート協同組合とやっていたわけではありません。和歌山事件の背後にあるのは、大阪広域協組。大阪広域協組では、元暴力団員の役員が牛耳り、レイシストを利用してやってきました。こんなことが社会的に許される訳がありません。今回の判決が出てから、大阪広域協組は、参加している企業の中で関西生コン支部の組合員を雇っている会社に対して、『反社会的勢力である関西生コン支部の組合員を雇っているのは、コンプライアンス規程に反している。関西生コン支部から脱退させるように』という勧告を文書で出している。参加している企業では、脱退しない組合員に対して自宅待機を命ずる例も出ている。あからさまな不当労働行為です。我々は大々的な反撃をします。支援共闘の仲間も反撃の活動に参加していただきたい。本日はそのための集会としていきたい。」という旨のあいさつがありました。

 久堀文弁護士、中島光孝弁護士の報告で、3月6日の和歌山事件高裁逆転勝利判決が、改めて歴史的な判決であることを確認しました。判決は、威力業務妨害や強要未遂などの犯罪を構成する事実が無かったと認定したばかりではなく、例え雇用関係が無くても協同組合は産業別労働運動上においては、当事者にあたるから、憲法28条の団結権の保障を受け、これを守る正当な行為は、違法性が阻却されると判断してのです。

 弁護士報告の後は、大阪広域協組を牛耳っている面々の正体を明らかにした動画の上映がありました。

 現場報告を行った組合員からは「今日で自宅待機3日目です。自宅待機ぐらいで動揺するわけがない。解雇されたり、高槻のように工場そのものを潰された組合もいる。」「2018年の攻撃が始まって以来、遅かれ早かれやってくるだろうと想定内の攻撃である動揺するわけがない」などの腹をくくった発言があり、こちらも身が引き締まる思いで聞きました。

 原発問題、5月21日ピースフェスタ訴えと連帯あいさつがあり、団結がんばろうを三唱して散会しました。

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