社会を変える関生弾圧許さない

24元旦行動。労働組合への弾圧を許さず生活と権利を守る運動を強める決意。

元旦は、今年も大阪府警前での労働組合つぶしを許さない元旦行動から始まった。行動には500人が参加した。弾圧に反対するだけでなく、労働運動の発展や日本の未来を見据えた集会になったのではないかと、私は思う。

主催者あいさつ 

主催者あいさつで、労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会大阪の小林代表は、「この集会では『おめでとうは禁止』」と言った後、「関西生コンに対する弾圧を許さないと共に、自分たちの労働運動を強化する。その意味でおおさかユニオンネットワークが昨年春季に加えて秋季大阪層行動に取り組んだのは素晴らしい」と語った。

関西生コン支部湯川委員長あいさつ

 刑事弾圧を受けている当事者組合の連帯労組関西生コン支部湯川委員長は、「昨年2つの無罪判決が出たが、出した裁判官は、2人とも判決の後定年で退官するか依願退職しました。この国はどうなっているのでしょうか。ひどい政治に人々は声を上げません。労組の組織率は低く、ストは無くなりました。そういう中で、ストを犯罪にし、企業と戦ったら犯罪にするということが行われています。しかし、全て解雇したりいじめたり、生活や人権に関わる問題なんです。
 課題は多いです。権力者が主体の社会ではなく、そこに住む住民が主体の社会に変えていかなくてはなりません。それは必ずできます。反弾圧の闘争もその石杖にならなければなりません。弾圧を受けて丸7年、組合員の数は減りましたが、私達は笑顔の絶えない労働組合です。みんなと力を合わせて未来を語って行きたいと思います。この1年頑張りますので、ご支援をお願いします。」と語った(要旨)。

連帯あいさつ

 連帯あいさつで、朝鮮総連大阪本部の崔副委員長は、戦争国家作りのために邪魔な闘う労働組合と日本の戦争責任を問う朝鮮人を消滅させようとしている。2つの攻撃の本質は同じだ、と語った。

 京滋や兵庫や愛知など各地域の実行委員会の取り組み報告や連帯議員連盟のあいさつ、「法円坂55」の歌などが続いた。

 なかまユニオンはおよそ20名程が参加し、会場カンパ係を務めた。

 港合同労組の木下浩平さんがまとめを行い、大阪全労協の南議長のシュプレヒコールで1時間半の集会は終了した。

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