支援・共闘・連帯活動春闘

春闘でデモ

3月20日、春闘集会・デモが大阪市内で開催された。

主催団体は、連帯ユニオン関西ゼネラル支部、管理職ユニオン・関西、北大阪合同労組、なかまユニオン4団体で構成する実行委員会。

13時には各労組の組合員約100名が結集し、4団体の代表者からのあいさつを受けたのち、それぞれの闘いを報告しあった。コロナ禍での施設労働者の闘い、LIA労組の職場復帰の闘い、関生支部の国家弾圧に対する闘い、トラック支部の春闘・格差是正に闘いなどが続いた。

特に4月1日から、改正パート・有期労働法の適用が中小企業にも拡張されることに伴い、同一労働同一賃金実現への道を切り開く闘いを作り出そうとの提案があった。同法は、昨年4月1日から大企業での適用が開始されているが、肝心の非正規・派遣労働者への同一労働同一賃金は理念とは程遠い状態にある。また、最高裁も均等待遇に関するガイドラインとなる判決を出したものの、勤務地移動の有無などを理由に原告の訴えを退ける判決も出している。

しかし、法律の趣旨は、雇用形態の違いにかかわらず不合理な待遇格差を禁止しており闘いの武器になりうるものである。特に福利厚生や諸手当の差別支給は直ちに同法に抵触する。この法律に違反する実態はどこでも存在する。

集会後、「最低賃金全国一律1500円実現!」「 正規非正規の差別反対!」「 同一労働同一賃金実現」などの横断幕や、ボードを掲げて大阪市役所近くの女性像前から、西梅田公園まで約1時間のデモを貫徹した。

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