セクハラ・パワハラ許さない!社会を変える組合の行事

無意識の偏見をチェック

 9月30日、ドーンセンター(大阪・天満橋)にてなかまユニオンアップデート講座が開かれました。「ひとりひとりが尊重される労働組合であるために」をスローガンに、これまでの常識を疑い、自分自身をアップデートするのが、この講座の目的です。


第1回目は、ジェンダー問題を中心に、副題の「あなたの常識を疑え!」を基に、講師の弘川欣絵弁護士から⒓の常識チェックが出題され、自分自身がどの程度当てはまるか調べました。「血液型で相手の性格を想像する」「受付・事務職で女性を連想する」等、自分にも無意識の偏見があることを知りました。今後も勉強が必要だと感じました。

無意識の偏見チェックリスト


社会に潜在的に存在している偏見と差別について、専門的な用語を用いて解説して下さいましたので、いくつか紹介していきます。
〇アンコンシャス・バイアス…(無意識の偏見)自分では気付いていない認知のゆがみ。過去の経験や価値観を基に「自動的に行われ」何気ない口癖や行動として現れる偏見。
〇マンスプレイニング…マン(男性)がエクスプレイニング(説明する)女性が男性よりも無知だという偏見に基づき、男性が見下す態度で女性に説明する行為。
〇トーン・ポリシング…トーン(話し方)をポリシング(取り締まる)言葉遣い、態度や感情を批判し問題の本質を議論しない「論点ずらし」有名なものに『保育園落ちた日本死ね!!』がある。

無意識の差別とは何かを、質疑応答・意見交流の場で参加者全員が話し合い、より理解が深まりました。

この講座は全3回の開催を予定しています。興味を持った方はぜひ、第2回目の講座に足を運んでみてください。

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