自動車販売会社で、約30年勤めていたHさん。ある日、回送板(新車を運ぶための仮のナンバー部レート)がなくなり、前日、遅くまで 営業所にいたこと、当日早く出勤したことを理由にHさんが犯人にされました。
早く書け、書いたら楽になるぞ
上司からは「回送板が勝手に動くのか」と言われ、「お前には働くところはない」「(退職届を目の前に出して)早く書け、書いたら楽になるぞ」と退職を強要されました。 Hさんが退職を拒否すると、本来の仕事をさせてもらえず、毎日草むしりをさせられました。
元の職場での就業を認めさせた
義弟がなかまユニオンの組合員だったため、Hさんはなかまユニオンを紹介され、組合に加入しました。会社との2回にわたる交渉の末、無事元の職場での就業を認めさせました。