パワハラ職場における暴力解決しました退職勧奨

暴力事件被害者に対する理不尽な退職勧奨を跳ね返しました

 Kさんは、食品卸会社に勤めています。会社で同僚から嫌がらせをされた上に、暴力を振るわれる事件がありました。元々パワハラ気質のある会社でもあり、今だけの事では無い、そして、自分だけの事では無いと思ったKさん。警察にこの件の被害届を出しました。この被害届を出した事に対して、会社とグループ会社が大変怒りました。最終的には、なんと暴力を振るわれた方のKさんが、退職勧奨を受けることになりました。

コンプライアンス窓口が機能していない社内

 グループの本社のコンプライアンス委員会にも報告しましたが、「嫌がらせは事実としてあった。暴行も暴力を振るった本人も認める事実である。しかし、コンプライアンス上の問題は無い」と納得しようもない答えが結論とされてしまいました。

なかまユニオンへ相談したKさん

 会社では、仕事内容を変えられ、退職勧奨を受けている状況でした。そんな中、なかまユニオンに相談に来たKさん。夜の19時に相談時間を設定し、1時間以上、話を聞いて対策を考えることになりました。すぐに労働組合加入通知を会社に送り、それによって退職勧奨は無くなり、仕事内容も以前に近いものに戻る事が出来ました。その後、給与の手当てが勝手に変更されるという事がありましたが、それに対してもすぐ団体交渉を申し入れました。

一生懸命仕事に取り組むことが出来る環境になった

 団体交渉は、今も継続中です。しかし現在は、会社やまわりからの嫌がらせは無くなり、一所懸命に仕事に向き合う毎日だそうです。

Kさん「なかまユニオンに相談し、加入していなければ、きっと納得のいかない結末になっていたと思います。今はなかまユニオンの意義を実感、感謝しており、なかまユニオンや組合員に対し、協力出来ることがあるならできる限り協力しようと思っています。」と語ったKさん。

共に頑張っていけたらと思います。

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