メーデー支援・共闘・連帯活動

5/1はメーデー!労働者の祭典!

第95回中之島メーデーが開催!

 24年5月1日(水) 集合:13時30分 場所:中之島公園剣先ひろば 【第95回中之島メーデー】が 開催されます。「5月1日」は、労働者の祭典の日として、世界でもお休みの日の国が多いです。なかまユニオンも毎年参加しています。ぜひ集結、ご参加、一緒にデモ行進などしましょう!

「メーデー」は自分とは関係ない、と思っている人も居るかと思います。しかし、メーデーは《労働者》の祭典なので、日本中そして世界中のほとんどの人に、関係ある祭典なのです。結集してゼネストしなければ、ドンドン労働者の権利は脅かされてしまいます。「でもメーデーってよく分からないし怖いよ…」という人に、この記事では、メーデーの起源や意味を解説します。

【第95回 戦争やめろ!物価高を打ち破る賃上げを!中之島メーデー】

そもそもメーデーとはなに?

ゴールデンウィークの頃になると、話題になる「メーデー」。全国の労働者が一斉に参加する、大きなイベントであり、労働者が権利を要求するために行進や集会などを行い、団結の威力を示す祭典です。その起源はどんなものか知っていますか。もともとは、いくつかの意味がありました。

メーデー」とは、本来、五月祭(ごがつさい)を意味する言葉です。ヨーロッパの五月祭とは、ローマの神話にまつわる祭です。春の女神「フローラ」や、豊穣の女神マイア、花と春を司る女神・フローリリアを祀り上げ、供物が捧げられました。 夏の豊穣をお祝いする祭りとされました。 現在では、ヨーロッパ各地で、キリスト教伝来以前にさかのぼる起源をもつ、春の訪れを祝う日として定着しています。春の女神を讃え、豊穣を祈る儀式に由来するとされているお祭りです。そして、もう1つの意味が、労働者の祭典としての【5月1日(メーデー)】です。

労働者の祭典としてのメーデー:その起源

「8時間労働制を求め 世界中の労働者が行動した日」

 1886年5月1日に、合衆国カナダ職能労働組合連盟が、アメリカのシカゴで8時間労働制要求(8-hour day movement)の統一ストライキを行いました。それまで、1日12~14時間労働が当たり前の労働環境でした。この出来事が、現代の労働者の祭典としての「メーデー」の由来になっています。

ゼネラルストライキとは?

全国レベルで労働者が団結して行うストライキ(労働環境改善を求め労働者が労働を行わずに抗議すること)です。8時間労働制を要求したゼネラルストライキを起源とするメーデーには、世界中で労働者たちの、イベントやデモ行進が行われています。そのため、休日となっている国も多いわけです。日本はゴールデンウイークや祝日が重なる時期なので、メーデーを祝日にしていません。

メーデーの歴史

 日本のメーデーは祝日ではありません。しかし毎年この時期に、各都道府県の地方連合会や地域協議会では、独自のメーデーが開かれ、大規模なイベントやデモ行進を実施しています。
 日本では1920年5月2日に第1回メーデーが東京・上野公園で開かれました。約5000人が参加しました。第二次世界大戦の間、2・26事件で戒厳令が敷かれたのをキッカケに禁止されました。 しかし戦後、労働組合の活動再開とともに再び開催されるようになりました。日本の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、民主主義の発展などに、大きく貢献してきました。

 皆さんもぜひ中之島メーデーにご終結ください!ここまで読んで下さりありがとうございました。

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