セクハラ・パワハラ許さない!社会を変える

ワツコ(株)に申入れ

2021年3月9日 ワツコ社前争議を行いました!!~不当な試用期間解雇の撤回を求めて~以下はその報告です。

団交申入書の受取拒否

 試用期間中にケガをした社員を一方的に解雇し、団体交渉にも応じないワツコ株式会社に対してなかまユニオンのメンバーで社前要請に行きました。当日は21名もの仲間に応援してもらい、非常に心強かったです!

 ワツコ株式会社は、団体交渉の申し入れ書を委員長が渡そうとしたところ、なんと「受け取れない」という対応を取りました。憲法に定められた労使で話し合う義務を全く尊重しない違法行為を平気で行う企業だということが団交の申し入れ書すら拒否する姿勢から分かりました。

 社前行動では井手窪委員長・小山執行委員から挨拶と、ワツコ争議支援の会のリーダーである阿部さん、東リLIA労組の有田さんがワツコ株式会社に対して団体交渉に誠実に応じるように呼びかけを行いました。

「署名用紙はないの?」

 その後、ワツコ株式会社から徒歩数分の位置にあるスーパーのマンダイの前でビラ配りを行いました。10人程でビラを受け取ってもらい、事件を知って貰えるよう呼びかけをしました。

300枚用意したビラのうち250枚を受け取ってもらうことができました。

 前回のビラ配りと変わった反応があった点として「ワツコ株式会社と戦う被害者のために署名したいのだけれど、署名用紙はないのかな?」といったお言葉や「こんなひどいことをする会社があるんですね」など、ワツコ株式会社の自ら行った違法行為に対して責任すら取らないという行動に近隣住民の方たちも応援する意思を示してくれていました。

 また、「自分も解雇されてしまい、相談したい」と仰っている人が3人以上居ました。次回の社前争議では、ビラをはじめ署名集めや、労働相談も出来るよう連絡先を増やした方が良い等、メンバーからも様々な意見が出ており、有意義な活動となった事を実感しています。

 会社の業務中にケガを負い話し合いを求めている被害者である従業員に対して、無理やり訴訟を起こすなど、ワツコ株式会社の行っている行動には疑問しかありません。

 近隣住民の方々の支援も得て、ますますこの闘いに勝たなくてはならないと思いました。また、同時に試用期間において会社に責任のあるケガを社員に負わせておきながら平気で解雇する会社があるということを知ってもらい、そうした違法行為のない若者の働きやすい環境をますます整備する必要性があると感じるようになりました。(A)

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