春闘

賃上げしかない!春闘集会

脇田滋さん

 2月26日、組合の春闘集会『賃上げしかない!物価高と闘う23春闘集会』を開催しました。元龍谷大学の脇田滋さんに、物価高にストライキで闘うイギリス・アメリカの労働組合の活動を報告していただきました。ストライキの予定が天気予報のようにニュースで報道されているというのは面白い話でした。それぐらいストは当り前の事。データから見てもストで闘う国だけで賃上げが行われています。ストの無い日本は異常です。

 後半は、職場での2つの春闘の報告をしてもらいました。まずは、なかまユニオン神明会ラアケソニア分会からの報告。法人からは非常勤職員には時給31円と常勤職員に5500円の賃上げが発表されましたが、これは大阪府の最低賃金の引上げ巾そのままです。分会は8000の賃上げや有給休暇の半日取得などの要求を提出して交渉しています。

 ひきつづいて連帯ユニオン関西ゼネラル支部の取り組みを報告いただきました。私達のようなコミュニティユニオンはなかなか春闘に取り組めませんが、関西ゼネラル支部は、支部統一要求書を設定してその上に分会要求を積み上げるという方式で、3月1日に一斉に20職場が春闘要求書を提出するとのことです。4月を交渉と妥結の期間とし5月1日に中間総括を行うというスケジュールだそうです。非常に参考になりました。

管理職ユニオン関西寺尾書記長

 一人でストを打って介護職場の会社を変えてきているという報告が管理職ユニオンからありました。画期的なとりくみです。それぞれの取り組みに大いに刺激を受けました。終了後は、天満駅で最低賃金1500円の宣伝行動を行いました。

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